副題の意味はよくわからんがとにかく凄い作品だ!
ドニー・イェン、サモ・ハン、サイモン・ヤム、そしてウー・ジン共演のバイオレンスアクションです。
この映画はドニーが、トニー・ジャーの“マッハ!!!”を見て奮起し、「俺もこういうリアルアクションを撮らねば!!」って思って作った映画です。
ジャッキー・チェンやユン・ピョウとは共演済(シャンハイ・ナイト、幻影拳)のドニーが、まだサモ・ハンとは共演してないからってことでサモ・ハンの出演が決まったそうで(100%そうではないがドニー側から何らかのオファーがあったとか)。
見所はなんといってもアクションシーンの全てでしょう。大きく分けるとドニー絡みのアクションは4つあります。対同僚戦(圧勝)、対サモ・ハン第1戦(同僚の手も加わり見事捕縛成功)、対ウー・ジン戦(傷を負うものの見事勝利)、対サモ・ハン戦ラストバトル(試合に勝って勝負に負けた)。このどれもが時間的に短い物もあれば長尺な物もありますがその全てが濃いです、濃いんです。
リアルファイトを目指して作っているため功夫のみならず投げ、寝技、関節と多種多様な攻防が見られます。それもサモ・ハンのですよ!見たこと有ります!?デブゴンの寝技なんて。
あらすじを簡単に説明しておきましょう。
サモ・ハンを有罪にしたいサイモンは裁判所へ証人を連れて出廷途中、サモ・ハン側の雇われ殺し屋ウー・ジンに証人とその家族ごと殺されてしまう。一命を取り留めたサイモンが証人の1人娘を引き取るのだがまもなくサイモンにガンの宣告が下されるのである。引退を余儀なくされその後釜にドニーがやってくるのだが、死ぬ前に何としてもサモ・ハンを捕まえたいサイモンは暴走してしまう。
サモ・ハンの元に潜入捜査官を送りこむのだが2ヶ月後に正体がばれて、殺されてしまう。で、その殺害現場でサモ・ハンがゴルフクラブで滅多打ち→谷垣健二がトドメに銃殺する所をいわゆる“ビデオオタク”が録画していたのである。
ここからサイモンの暴走が始まるのである。まずビデオテープを編集し、谷垣健二のシーンを削除、続いてビデオオタクの口封じ、そして谷垣健二をぶっ殺し、サモ・ハンを犯人に仕立て上げるのだった…。
アクションに次いでストーリーも濃厚ですねぇ、簡単に説明するだけでは勿体無いのでかいつまんで話すことにします。でも記憶だけで書いてるのでいささか間違いなど目に付くかもしれませんが、その辺は軽くスルーしたって下さいな、では次回を待て!!
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